京都共栄学園剣道部

生徒主体で作り上げているチームです

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運動部活動指導者特別研修会に参加してきたので自分なりにまとめてみる

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想像していたよりはるかに大きな規模の研修会

  •  本校からは4名が参加(陸上、硬式野球、柔道、剣道)

 うちの恩師も来ていたし、お世話になった行政の方々近隣の管理職の先生や他校剣道部の顧問など総勢で400名くらい(あくまで私も目測です)の研修会であった。

  • お二人の講師の先生からお話を聴く
  1. 適切な運動部指導のあり方~学習指導要領に基づいて~
  2. コーチの力~オリンピックメダリスト育成をとおして~

という2本立て。

講演Ⅰでは新しい学習指導要領から見て…

  • 高校1年生の怪我がなぜ多いのかという話や女子の運動部活動への参加機会の向上を図るという話などなるほどな内容。
  • もちろん体罰はダメという話が出るのだが、運動心理学的になぜ体罰が起こるのか?という分析はそういう経緯だと確かにそうなるなぁと感じる。
  • 指導者自身が自分が過去苦しんできた経験を美化していないか?していたらそこは問題だという提言もあった。

コレは運動部活動顧問だけでなく万人に当てはまる大きな問題だと感じる。

日本になぜクラブチームが根付かないのか?

日本はドイツを真似ている部分が多いが、日本の場合、学校にグラウンドや体育館などの施設が整っているが、ドイツはグラウンドがない学校が大多数。

スポーツを求めるのは学校ではなく必然的にクラブチームとなる。この違いは大きい。

質疑応答の中で恐ろしい話が…

10年のスパンで学習指導要領が改定されていくのだが、次の10年に向けて行われている答申の中で1つの案として保健体育を芸術科目も含めた中で選択教科にしたらどうか?という意見があるそうだ…

 

コレは絶対に阻止する!

 

と宣言されていたが、仮にそうなったとしたら『体育教員は学校に一人だけ。』という状況もありえると…

もちろん運動部活動顧問は体育教員だけではないが、多数を占めているのは確かなことでそうなれば運動部活動の存在はなくなっていく。

そこからスポーツを求めてクラブチームへ…という考えがあるようには聞こえなかった。結構恐ろしい話。

 

机上の空論が暴走にないようにお願いしたい。

 

 ※長くなったので講演Ⅱは【後編】にします。

あくまで顧問自身の備忘録です。もっと勉強しないといけませんねm(__)m

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